2014年9月24日水曜日

9/23「新渡戸・南原と現代の教養」

昨日は学士会館において新渡戸・南原賞委員会による「新渡戸・南原と現代の教養」と題するシンポジウムのお手伝い。新渡戸・南原賞は一区切りとのことでのシンポジウム開催でしたが、なかでもやはり湊晶子先生の講演が圧巻…。
 御年82歳にして広島女学院大学の学長を今年度より務められておられるようですが、研究意欲も衰えるどころかますます勢いを増しているほどで、日本のキ リスト教女子教育を支えた「男たち」ということで、新渡戸と砂本貞吉(広島女学院創始者)を取り上げられた。新渡戸、砂本ともに湊先生が学長になられた際 には2代目の女性学長よりも扱いは相当に低かった点を憂慮され、変革に取り組まれた話も印象的でした。
 引用された言葉の中では、新渡戸が『婦人に勧めて』で記した「一個の人間として立派に出来上がった婦人(人格)ならば、妻としては良妻、母としては賢母 になる」として良妻賢母主義を批判した点が特に興味深く。湊先生ご自身が、まさに女性にもかかわらず/であるからこそ、ということではなく、一個の人間と しての確固とした人格をお持ちであるからこそ、あれほどの働きをなされるのであろうと。
 さて次は裏方ではなく、自身が学士会館にて南原繁シンポジウムを。
http://nanbara.sakura.ne.jp/simposium2.html