2010年11月29日月曜日

12/1(水)公共哲学カフェ―金井淑子さん

●「公共哲学カフェ 11」




【テーマ】:「ケアロジーを創る――人間存在のヴァルネラビリティに根ざしたケアロジ

ーにむけて、知のネットワーク化」



【メインスピーカー】:金井淑子(かない よしこ)さん (立正大学 文学部 哲学科教授)



今回は、公共哲学京都フォーラムにもたびたび参加をされ、公共哲学カフェにも「参加者

」としてご来場いただいている金井淑子さんに、メインスピーカーとして満を持してご登

場いただきます。金井さんは倫理学、フェミニズム・ジェンダー研究がご専門で、今年4

月に横浜国立大学を定年退職され、立正大学に移られました。ご発表のテーマとしては、

その立正大学のブランドヴィジョンである「ケアロジー」を取り上げていただき、これま

でのご自身の研究とのつながり、また公共哲学との関係についてお話しいただきます。

http://www.ris.ac.jp/philo/prof/prof_kanai.html

(立正大学哲学科ホームページ掲載のプロフィール)



【コーディネーター】:宮崎文彦さん (千葉大学国際教育センター特任研究員、京都フォ

ーラム/公共哲学共働研究所共同研究員[公共哲学担当])



【日時】:12月1日(水) 18時30分~21時



【場所】:東京・田町の東京工業大学田町キャンパス内 キャンパス・イノベーションセ

ンター リエゾンコーナー501AB  ※5階までエレベーターでお上がりください。

東京都港区芝浦3-3-6 JR線田町駅下車徒歩1分、都営地下鉄三田線下車徒歩3分

地図→http://www.ccr.chiba-u.jp/access/#05



【会費】:500円(資料代+お茶・お菓子代含む、予約申し込み不要)



【連絡先】(シリーズ『公共哲学』を読む会):スタジオ・フォンテ

 03-5842-7979(tel) 03-5842-7261(fax)

 akahane@studio-fonte.net(090-1208-8159 赤羽)

2010年11月16日火曜日

「新しい公共」における行政の役割

 この夏に仕上げた原稿が活字になりましたが、あまり一般の方々が目にされる
雑誌ではないので、PDFにして公開させていただくことになりました。

 掲載されたのは、財団法人建築保全センター(→ホームページ)の機関誌『Re』
で、特集が「『公』と『民』の多様な役割」ということで、その2番目の巻頭論文に
ご依頼をいただきましたた。

 どうやらこの依頼をしてくださった方は、大学が公開している私の論文を読んで
くださったようで、「新しい公共」における行政の役割についてとぴったりのお題を
いただきました。

 内容は、公共哲学というものについて簡単にまとめ、そのうえで、持論の支援
行政について触れたものです。以下に目次とともにPDFにして公開しております。
4ページですから短いものですので、お時間ございます時にでもご高覧賜れれば
幸いです。

https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=explorer&chrome=true&srcid=0B6vr6L8SRPWeOTU3ODI2MDctZDMzMi00NmZlLTkzZGEtZWIyY2U1MmU1MGEy&hl=ja

2010年11月8日月曜日

11・11(木)公共哲学カフェ出前編 <公共哲学×アート>

今回は、「公共哲学」と「アート」の関係について考える試みです。

街頭でのパフォーマンスのような「アートの方法」を通して、パブリックな空間と公共性の可能性を問うという実践的な活動をしてこられたアーティストの山岡佐紀子さんと「公共哲学カフェ」のコラボレーション企画です。これまでとは少し趣きが異なる千代田区のアートスペースでの開催ですから、「出前編」としました。

果たしてどのような「カフェ」となるでしょうか。楽しみです。

今回は会費無料です。参加申し込みの必要もありませんので、ご関心がおありの方はどうぞお気軽にお越しください。これまで参加された方も、今度初めて参加してみようと思われる方も、どちらも歓迎です。ご参加お待ち申し上げております

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●「公共哲学カフェ出前編 <公共哲学×アート>」

【モデレーター】 宮崎文彦さん (千葉大学国際教育センター特任研究員、京都フォーラム/公共哲学共働研究所共同研究員[公共哲学担当])

【コーディネーター】 山岡佐紀子さん (アーティスト 1961年生まれ。武蔵野美術大学油絵学科卒業。初めてのパフォーマンスは、シンガポール川にて(1992)。以来、場所の社会的、政治的コンテキストに関心を持つ。欧米、アジアなど20カ国で発表。芸大美術館「パフォーマンスアート!」(2002)、グラスゴーのNational Review of Live Artには招待参加(2007)。アートアクションのヒロイズムを明るく批判する作品『We are Elegant』。銀行ATMで昼寝をする写真と映像の作品、観客参加型ストリートアクションではパブリック空間(あるいは半パブリック)の論理/倫理に亀裂を起こす試み。ギャラリー空間でも同じ。http://sakikoyamaoka.com//)



【日時】 11月11日(木) 18時30分~21時

【場所】 3331 Arts Chiyoda ギャラリーB  http://www.3331.jp/

〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14

東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分
東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分
JR御徒町駅南口より徒歩7分
JR秋葉原駅電気街口より徒歩8分

※地図はこちら→ http://www.3331.jp/access/

【会費】:無料

【共催】 シリーズ『公共哲学』を読む会(NPO法人準備会)」

【連絡先】(シリーズ『公共哲学』を読む会):スタジオ・フォンテ
03-5842-7979(tel) 03-5842-7261(fax)
akahane@studio-fonte.net(090-1208-8159 赤羽)

2010年11月4日木曜日

吉野作造記念館訪問

結局、前回の投稿からちょうど一か月が経っていました。10月は9月の続きでサンデルの翻訳などなど。主に9月にできなかったことをひとつひとつ片づけていったようなそんな感じでしょうか。

そのなかのひとつが、昨年の南原繁シンポジウムで発表した吉野作造が書籍『南原繁 ナショナリズムとデモクラシー』(電子版にもなっているとか→こちらをどうぞ)に収録され刊行されたので、その献呈がてら古川にある吉野作造記念館を訪問。昨年の発表前に鴨下先生と訪問した際は、その後に猊鼻渓での南原繁生誕120周年展(岩手日報の記事)に行くことになっていたので、展示を一通り観るにとどまりましたが、今回は午後をまるまる費やす形で、3時間にわたり館長とお話をしたり、貴重な資料を拝見しました。特に鈴木範久先生がエッセイにまとめられた吉野が使っていた聖書を拝見することができたことは大変興味深いものでした。

昨年の発表でも今回の書籍でも触れられなかったのが、キリスト者としての吉野。ならびにデモクラシー論との関係。鈴木先生のエッセイにも触れられていたように、デモクラシーとキリスト教の関係を吉野は深く意識していたようですが、『新人』で触れられたほかはあまり明示的に語っていないように思います。特に人間観などにその影響を観ることができるのではないかというのが私の推測で、いずれはきちんとした論考にまとめたいところです。書きたい、あるいは書かなくてはいけない論文のテーマだけはたくさんあるのですが。とりあえずまずは条件が整った博士論文の整理が最重要課題。

この訪問にあわせて、なかなか休養ができないので、一日休みを取って、仙台に宿泊。駅近くの「モンテ・エルマーナ仙台」はモントレの姉妹版(廉価版か?)というだけあって快適なホテル。大浴場もあるのはやはりありがたいものですね。
観光はようやくデジタルに変えた一眼レフを試してみることもあって、雨にも関わらず、秋保(あきう)大滝と磊々(らいらい)峡へ。後者は小宮豊隆の命名によるとか。大滝は滝壺までの路が工事の影響で行くことができなかったのはつくづく残念でしたが、紅葉も進んでおり、なかなか見事なものでした。磊々峡もこちらは多少市街地に近いこともあってか、紅葉はまだでしたが、その自然が生み出した巨大な岩岩が織りなす渓谷の景色には圧倒されました。造形でもやっていたら、創作活動をそこでもう止めたくなるであろうほど、自然の生み出した造形美は何物にも代えがたい価値があることを考えさせられた旅でした。たまには写真も。