2009年8月15日土曜日

2005/07/18のBlog

IN OUR TIME'S GREATEST PHILOSOPHER VOTE

千葉大のメールサーバーが不調のようで、送信はできるが、受信ができないという状態が今日一日続いているようで、困ったものです。 ところでBBCのサイトでタイトルにある"IN OUR TIME'S GREATEST PHILOSOPHER VOTE"というのが行われたそうで、もうすでに投票の受付は終了。結果を見ることができます。  その順位はマルクスが3割弱の得票でトップ、ついでヒューム(12.67%)、ヴィトゲンシュタイン(6.80%)と続く。マルクスはともかく、ヒュームが2位というのはやや意外。あとはプラトン、アリストテレス、カントなどなど。そして10位にポパーが。ちょっと嬉しかった。 そういえば、午前中のシンポジウムだけでしたが日大文理を会場とした、日本ポパー哲学研究会の年次総会に参加しました。午前中は会長の嶋津格氏による講演。理論の進化・進歩に関して、当初から意図を決定するのではなく(計画)、変化の中で生まれてくる新しい可能性を採用する、そのような「適用の拡大」が(科学的)発見にとって意味があるのではないか、との主旨は興味深いもの。質疑応答における立花氏(お隣でした)との論争も時間切れが残念。 学部2年のときに初めて千葉大へ行き、嶋津先生の発言のbrilliantさには圧倒されたのをよく記憶してますが、今回もまとまりのある、首尾一貫した議論ではなかったものの、さすがはと思わせるものがありました。 午後は慶應へ向かい、政治思想研究会Quo Vadisにて植木献氏による「ラインホルド・ニーバーの経験理解」。ニーバーは植木氏のご発表で、大分体系的に理解できていたはずが、ニーバーのそうではない部分を見せられ、やや混乱。神学者による政治哲学として理解するだけでは、どうやら無理があるようで。現実へのコミットメントが相当にあったことからアメリカという文化風土や時代背景から理解を進めなくては、政治思想研究にはならないのであろうな、という印象。

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