国家一種申込者、大幅減で過去最低
訳のわからない改革が進められるなかで、公務員は一律削減というようなことが行われる一方、国家公務員一種試験の申込者は、「景気回復で民間の採用獲得競争が激しい」(人事院)なかで、大幅に減少、過去最低となったという。
一種試験合格採用組みは「いわゆるキャリア」であるわけであるが、もし国家行政の重要な一角を担うべき人材が、景気に左右されているというのは問題ではないだろうか。あるいは逆風の中で、狭き門を通ってきた人材の方が望ましいということも考えれなくもない。 「いわゆるキャリア」組は決して「勝ち組」ではなく、実際の業務はきつく、若手は使い走りだし、全国どこへ行かされるかわからないというなかで(実際にはかなりのイメージだという部分もこの記述にはあるが)、地方上級へ流れているという話も以前からある。 当然のことながら、「いわゆるキャリア」が国家行政において果たす役割等々には、議論の余地が大いにありうるわけであるが、少なくとも国家中枢の重要な職業である以上、景気に左右されて人材が流出するような事態というのは、公益に反するとみなさざるをえないのではないだろうか。

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