《ミサ・ソレムニス》
この慌しい時期に何を好き好んで、と思いつつ、結局出演までこぎつけてしまった、 ベートーヴェン晩年の大作《ミサ・ソレムニス》。確かに下野竜也氏の指揮する日本フィルと共演できるなど、非常に機会ではありましたた。 そもそも見た目の割りに肺活量がなく、のども弱い私にとって、ミサソレを歌うことなど、よほど発声をしっかりやらないかぎり明らかに無理だと思っておりました。第九を続けて三回歌うようなもの、と出演を辞退した団員に共感をしつつも、結局、なんだかんだといいながら徐々に練習参加率も高め、曲の理解も深まってくると意外なもので、体力的には第九とそれほど変わらないかもしれない、などと思うように。指導者のお一人であられる評論家の國土潤一氏が、声楽的はよほど第九より考えられている曲であるというのは確かなことだろうと実感。 公演自体はなんとかかんとか成功にこぎつけた・・・という印象。指揮の岡本先生はベネディクトゥスが非常にうまくいった、と大変ご機嫌のご様子でしたし、お客様の反応もよかったので、まあいい演奏会でした。でもやはりもう一回やりたいというのが正直なところ。今後、パイオニア合唱団は来年3月の《復活》、そして10月にはヴェルディの《レクイエム》と大作続き。ミサソレを歌ってしまった今は結構気は大きくなっているかもしれません。あとはバッハのロ短調をどうするか。

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