「掻き入れ時」「書き入れ時」
ロンドンに引き続き、エジプトでも痛ましいテロ事件が発生しました。その関連記事の中に、これからバカンスへ入り書き入れ時なのに・・・という現地の方の声が新聞記事になっていましたが、ああ「掻き入れ」ではなくて「書き入れ」なのか、と。 調べてみるとさっそく見つかりました。かなり多い間違いとのこと。NHK放送文化研究所が行っている「国語力テスト」では、この正解率が17%に留まったとのこと。「書き入れ時」とは商売が繁盛して、帳簿への書き込みが増えることから言われるようになった言葉であるとか。確かに言われてみれば、なるほどと思いつつ、「帳簿へ書き入れる」という習慣が廃れてきたことで誤答が増えても仕方ないだろうな、と思えます。 「かわいい子には旅をさせよ」「情けは人のためならず」といった慣用句の意味が変化してしまうことは、規範の問題ゆえに憂慮すべきかもしれませんが、慣習から来た慣用句が変化するのはむしろ自然な流れかと思いつつ、単に自分も分からなかったから自己正当化しているのかなとも。

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