南原シンポ成功裏に終了
先週末に学士会館にて開かれた第3回の南原繁シンポジウムは、数多くの来場者にも恵まれて、盛会と相成りました。特に教育基本法改正問題との絡みでは盛り上がったわけですが・・・。残念ながら今国会での成立が濃厚となってきた模様です。 私自身の発表は、南原繁と内村門下で「白雨会」を形成した、坂田祐に関するもの。坂田祐は関東学院の設立に寄与し、校訓「人になれ 奉仕せよ」を遺している。 坂田の生涯は、貧困の中での苦しい鉱山での労働、軍人としての活躍、それと対比しての信仰への道、30歳にして勉学の道へ再び戻るなど、関東学院を設立するまでを追うだけでも、大変興味深いものがある。 しかしながら、坂田が内村から受け継いだ思想、これにも焦点があてられるべきで、特に今回は南原との共通項をさぐるべく、「個人と共同体」のあり方を論じてみた次第です。おかげで公共哲学の「活私(個・己)開公」との関係も論じることができ、好評でした。 なおこのシンポジウムの報告等は、これまで同様、to be出版より来春刊行されます。

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